きえてく きえてく
かき集めそして見えないように覆った 色が広がり続けてく
きみにはもう届かない
きみのことがもう許せない
うつむいて 地上のステージへ。うつむいて 地上のステージ
駅までタクシーを急がせて
目抜き通り
わざと涙ぐんだ大股で通り抜けた
べったり張り付いている油汚れの
きみの部屋と
仕切られないわたしの部屋
ここがきみの罠の中
だって笑って
次々許してくれたのに
小さな小さな命令で絶望してく
蒼白い流れ星、こけた
花火は打ち上げられた
ポカンとして見てるそのうちに
夢見てるようなあの娘の心
科学肥料で閉じ込めて満足しちゃった
優しさも献身も
もう手遅れなんだって
言いたいだけなのに涙ぐむから