見栄っ張りな笑いかただよ
今更何を言ったって
解決にはなっていない
焼き捨ててしまいたい この身体ごと
高架下
まっくらな道の上
君がわたしの首を両手でつかまえる
そしてキスをする
遠ざかる 白くなる
せっけんの香り
やわらかな形式も疑わない
わたしはわたしに向き合ってだんだん体温が冷めていく
あはは
回復する頃にはとっくにきみにとって価値がなくなってる
フリーズパックして
停電の日まで取っておくのだよ
いつも君は側にいてくれたけど
わたし時間を無駄にしたんだって思うよ
喋りすぎたから
ぐしゃぐしゃになって
ぐしゃぐしゃになったから
黙るしかない
虚に言う ごめんなさい
ねえかわいそうなほどに無抵抗なとこを傷つけた?
傷なんかついていなかった
きみのお部屋に永遠に住みたかった
なにも持たないで
生きていきたかった
朝6時に目覚めて
今日もお仕事行くの?っていうと
そっと指を絡ませる
ゆく宛てもない涙を吸ってくれる
わたし一人ぼっちだから
ムリして机のうえで気失うまでムリして床に嘔吐するまでムリして求める言葉麻薬にして
ほんとだれと一緒でも
あの続き いつでも
いつも車窓から見てる景色
くだらないと吐き出しながら信じた愛情から離れられないで
燃える星の欠片を吸い込む