はだ色から遠く離れたまっすぐな腕だったらいいのにと思います
乾いた夏のようなふしぎな手のひらだったらいいなって思います
ばさばさで
固めたようなまつ毛のうえに
前髪がかかっててすこし動き出す
狂った時計の針ように
選ばれた髪の一本が まばたきが 輝いてる
わたし知る必要のないことをしってしまった
誤解も消え去ってほしいけど 何も望むことはもうできないかも ね
またも知る必要のないことをしってしまった
どうしてか今日は部屋を閉め切っても目を閉じてもしあわせな天国 ね
もっと強くぎゅっと
君を抱きしめる
教会の鐘が鳴り止まないこころで
折れてもいい折れてもいい折れてもいい折れてもいい折れても
もう折れてもいい
折れてもいい
君を抱きしめたい
汗なんかかかないね 君の音
もうずっとくっついてたい 君と
ずっとくっついてよー
締め忘れただらしのない
お風呂場の蛇口 時をきざむ
悟性の癪にさわるまで