berryswitch

ごみ箱よ ごみ箱よ ごみ箱さん

1.この街のふゆは今年もきびしかった…

晴れて冷えてそして空気が澄んで、わたしの生活圏・どこからみても岩手山は存在してた

 


2. ガソリンスタンドのグリーンライト国道沿いチェーン店の灯りが続いてくその裏地を、行儀よく住宅がうめる。

こんな道を 夜、徒歩で移動するひともいない

わたし歩いてて

背中から追い越されるのは大型トラックとか、解放されたスピードの乗用車とか

そんな走行音にいちいちびびり、巻きこまれた風によろめく自分に苦笑して

ガードレール後にも先にも当分ないし、もし運転手が居眠りなんかしてて進路をこっちに逸れたらわたしは即死だろう。

もしこの歩道が動く歩道だったら…

 


3. 国道4号線バイパスの信号機を一直線上に並べて、星座をつくれるのかもしれない。

わたしほんとに芸術のセンスがないんだな。

だれかと眺める何億円の夜景よりそれが美しいだろうことを確信する。

 

 

 

もう既に盛岡は近未来都市なの

 

 

 

4.夕暮れどき、歩道橋の上で戯れる男の子たちのシルエットをこっそり写真に撮った。

 


5. 美術館の外の、こんもりとしてかわいい丘のてっぺんまで登った。赤いポシェットには2つの持ち手、芯まで冷え切ったからだ、ふさがった両手離す途端、抱きしめる、ポシェットが地面に衝突しリップが転がる…。ここで一句。満月なら・落ちて割れない・ファンデーション