berryswitch

ごみ箱よ ごみ箱よ ごみ箱さん

学位記

 

冷たい朝飯と

余り物の優しさで

ゴミ屋敷 安心感 食いつないでる恥知らず

お母さんが前髪をまとめてポニーテールにしてくれた朝に

初めて鏡を見たら

同情を軽蔑するたびに

こびりついて落ちなくなった汚れだった

 

一人きりの責任を一人きりで負えるようにってみんな覚えたね

期限は守らない

シナモンシュガー

夢は見過ぎない

皮膚科の塗り薬

疲れ切ってお風呂空くまでソファで寝てるまた明日も仕事だって

金銭・提供者が決定権を持っているじゃない

空気のように流れ込んでくる

一万円は一万円札

なら鈍くていられるふりをする

ふさぎこんで下を向いて

歩いてるわたしほんとうに幸せじゃないはずだよね

ってそりゃそうだよね

今どきの

優等生が混み合ってるって

国立大学法人

進路相談室の充実感と

食堂のメニューリクエストへの返答

手足は冷たいままずっと

恥ずかしくない規模で

涙を止められたら

無心で数字と愛し合っていられる時間もはや神聖だ

 

 

こんなんじゃ

きみにもう二度と出会えなくなる

それはわかってる

きみがわたしに話しかけてくる

リアルな夢を見て

すこし楽になれる

そんな幻が現れた朝のほうが

ずっと冷静になれる

愛にローンを乗せて

平気に笑っている顔で

平気に笑ってる

 

 

ねえとっくに終わってる

毎日が終わってる

夕暮れ空が、恋しい気分だけで

飛び出してきた

真夜中の公園

広々とした駐車場

目を細めて、投げ出した無傷の足をなでているきみがいた

純情が挫けていくよりもはやく

純情が挫けてくより