berryswitch

ゆめからさめたゆめ

月の瞼

ひいては寄せる波が飽きないのか私たち

違うことを考えておかしにきて

わたし子供だね。君から見たらわたしはけっこう子供だろ

ひいては寄せる波のように会話の形はふたりでひとつに

じゃれるけど。

さみしいんだ

聴こえるはずないもの全部

打ち上げられた巻貝の中、寝床にしていっしょに住んだ

左心房粗動

なんだか今日君は冷たい

爪の先の先

ぼんやり光ってる

コマ送りでまぶた持ち上げた

君が先にキスをする

ああ 生まれてから一度も夜をみていなかったに違いないね

 

ねえ疲れちゃったよ

枝陰で涼ませて

風にさらさら遠い日がまぶしい

爪で引っ掻いて

白くさらさら乾いていく遺跡

誰でも同じだね

あきらめてるわたし死んでも帰らない

なぜかそれだけ

矛盾のない世界を吸い込ませたい

矛盾に満ちた言葉を1つ残らず憶えた

理解より大切なものは飼い慣した

I love you。

 

君はいつか呼吸をやめる

君の目が視力を回復する

 

ひいては寄せる波が飽きないのか

違うふうにまた侵しにきた。

塩水のスプレーで矛盾のない世界をえがいてみたよ。

日焼け止めの匂い

錨のマークのタトゥー眉潜めた

素直なわたしがかわいいね

ひとりでさめざめ泣いた夜も

違うことを考えておかしいね

誰でも良かった。