berryswitch

ゆめからさめたゆめ

きえてく きえてく

かき集めそして見えないように覆った 色が広がり続けてく

きみにはもう届かない

きみのことがもう許せない

うつむいて 地上のステージへ。うつむいて 地上のステージ

駅までタクシーを急がせて

目抜き通り

わざと涙ぐんだ大股で通り抜けた 

べったり張り付いている油汚れの

きみの部屋と

仕切られないわたしの部屋

ここがきみの罠の中

だって笑って

次々許してくれたのに

小さな小さな命令で絶望してく 

蒼白い流れ星、こけた

花火は打ち上げられた

ポカンとして見てるそのうちに

夢見てるようなあの娘の心

科学肥料で閉じ込めて満足しちゃった

優しさも献身も

もう手遅れなんだって

言いたいだけなのに涙ぐむから

 

Coffee‘n sun(告悔)

・ごみのひ

・彼女の車のエンジン音が近づいてきて、ソファから起き上がりベッドのシーツを整えた。彼女がいないあいだ、命じられた皿洗い、テーブルをふき、せんたくものをたたみ、アイロンかけをし

いや

こんなこと

わたし彼女に何も関わりたくない

ありがとうと言われたってごめんなさいと謝られたって

彼女に亀裂を気付かせないためにだらしない振りをして

わたしの方が余程まともなの

彼は「そうかもね」って言って口を閉ざした

愛してるよってゆうの

愛してるよってゆうのきらい

何も特別じゃない

極限状態だったってわたしたち想い合っている

自分のためは許せない

お土産に買っていこうと思ったけれど、ちょっと高すぎるからやめたの

「いらないのに」っていう

溶けちゃってぐにゃぐにゃになったチョコレートを

「誰にもあげられないじゃない。馬鹿だね」って笑って

受け取ってくれるはず

ごみのひに

ごみのひにゴミを出すと、感謝される

わたし、あなたと離れたいだけなのに。

あなたが叫ぶ正しさに

わたし絶対に勝ち目がないなんて

死にたい

ずっと一人ぼっち

見栄っ張りな笑いかただよ

今更何を言ったって

解決にはなっていない

焼き捨ててしまいたい この身体ごと

高架下

まっくらな道の上

君がわたしの首を両手でつかまえる

そしてキスをする

遠ざかる 白くなる

せっけんの香り

やわらかな形式も疑わない

わたしはわたしに向き合ってだんだん体温が冷めていく

あはは

回復する頃にはとっくにきみにとって価値がなくなってる

 

フリーズパックして

停電の日まで取っておくのだよ

いつも君は側にいてくれたけど

わたし時間を無駄にしたんだって思うよ

喋りすぎたから

ぐしゃぐしゃになって

ぐしゃぐしゃになったから

黙るしかない

虚に言う ごめんなさい

ねえかわいそうなほどに無抵抗なとこを傷つけた?

傷なんかついていなかった

きみのお部屋に永遠に住みたかった

なにも持たないで

生きていきたかった

朝6時に目覚めて

今日もお仕事行くの?っていうと

そっと指を絡ませる

ゆく宛てもない涙を吸ってくれる

わたし一人ぼっちだから

ムリして机のうえで気失うまでムリして床に嘔吐するまでムリして求める言葉麻薬にして

ほんとだれと一緒でも

あの続き いつでも

いつも車窓から見てる景色

くだらないと吐き出しながら信じた愛情から離れられないで

燃える星の欠片を吸い込む

 

lemon

 

死ねよ 卒業アルバム パレットに固まったままの青い絵の具

真実は 燃やし尽くしてもいい

火災保険がおりて スウェーデンの家に住んでやる

きたない体 汚い検索履歴 ここは極楽なの

お前のせいだ 死ね

騙されないとおもってた

 

左手 人差し指で 右にスワイプ

AppleCare 2年 そのあとは週3でジムに通って肉体改造

折れちゃいそう お前の心臓 080

膨らんでトゲだらけ

オシャレなんて

する暇があったら

Up against the wall

目が頭も緊張の上をすべる

平行線のままの国会答弁が

この国のシンボルです

おみやげはなにが欲しい?

写真写り悪いの

アメリカを感じられるものがいい

本物の手触りも悪いもの

へんな置物とか貰っても捨てるに捨てられなくなって迷惑だろうから

お菓子なら無難だよね

甘すぎて逆にしょっぱいクッキーとか

とっくに規制されたケミカルですが…

なんて

“ガラクタを選びそうな危ういセンス”

なんてつまらない

 

きみの心が欲しい

きみも 自由を奪われた憎しみに耐えられず壊れてしまえ

 

写真写り悪いの

本物の手触りも悪いもの

触れた途端

剥がれ落ちるマシンになる

こんな ナルシストだったなんて素敵?

触れた途端

剥がれ落ちるマシンになる

こんな 次元回路だったなんて知ってた

今日のメンテナンスを

十字で描いた

 

西口へ通り抜ける自動ドアをくぐるわたし2020火の用心

十秒で描いた迷路行き止まる

この路線は平常運転 お乗り間違えないようにご注意ください

プラットホームで交差する電車 手櫛で髪が抜けた痛みと共に

底に吹く風

とか運転手の心構えも

そんなふうにできていた だから逆行して進むことも健全だった

十字で描いた迷路いき止める

わたしは祈ります 動揺してついた嘘は間違いに等しいのです

凪いでいく心を待って デスクトップへとときめきを探しに出かけよう

平和持て余して断捨離

ゆっくりでいいよなんて

差し出す手もし掴んだら黒く暗く腐ってくの、気のせいよ。

 

まわるまわるとけいに矢を放ち 苦しみはそっとたちきってあげる 古き良き苦しみを刻もう映画みたいにね 空中庭園 観葉植物 ボーイズ・ラブ ディスプレイをすべる人差指のしもんきえた 

私捨てられてもいい

君は拾われてもいい

私の個性はどうでもいい

君の刺を知らない